吉川貴仁(30=三重)は1枠で迎えた前半6R、まくりに抵抗したところを三宅潤に差された。それでも2周2Mで差し返して、1着を奪取。後半10Rでは4カドから冷静に差して2着に入り、予選を2位で通過した。

びわこは19年6月にデビュー初優勝を飾った思い出の水面。以前は強気にまくるシーンが目立っていたが、鋭い差しハンドルを身につけて成績は高いレベルで安定。三重支部の成長株が進化を続けている。

準優11Rは、堂々の1枠。伸び強力な外崎悟、同支部の先輩間嶋仁志と強豪がそろったが、イン速攻で今年4度目の優出を決める。