楠原正剛(37=福岡)が良機候補の力を引き出して初日に臨む。

65号機は新エンジン1節目で、竹之内極が全部の足を引き出して節一級の動きだった。ただ、楠原はスタート特訓後、首をかしげながら戻ってきた。

「回転は上がっていたけど、伸びることはなかったです。特訓は自分よりも伸びでいい人がいました」。

体重が違う影響(前検は57キロ)があったとしても、少し物足りない感じだった。

初日は6R1枠、10R5枠の2走。「ペラの形が全く違う」という分、調整を加えれば上向く可能性は十分にありそうだ。

当地は1月一般戦で優出して2着に入った。機歴の良くないエンジンを引き出して結果を出した。今回は良機候補の1つを引いて、どのように味付けしていくのか。