1枠池永太(38=福岡)が逃げ切り、1月芦屋に続き、今年2度目の優勝を飾った。中辻崇人がカド3コースにして仕掛けてきたが、インからけん制してしっかり回る。大外から握ってきた渡辺浩司も振り切った。今節は前回、村上純が苦労した17号機を手にしたが、しっかりと仕上げてきた。初日連勝も2日目の4着で予選3位に後退したが、準優で唯一逃げて、1枠が転がり込んだ。

「つきもあったけど、久しぶりに若松で勝ててうれしい」と、21年正月戦以来、3年2カ月ぶり7度目の地元優勝に笑みがこぼれた。エンジンも「全体に良くなっていたけど、行き足が良かったかな。安心してスタートが行けたので」といい状態まで押し上げた。次節は18日からの宮島一般戦に参戦する。