ボートレース浜名湖は、子供の虐待のない社会の実現を目指す「オレンジリボン運動」を支援している。8日には募金活動で集まった19万7842円を「静岡県児童虐待防止静岡の集い実行委員会」へ寄付しており、今年度で4年目となった活動は地元で着実に浸透している。

 募金が行われたのは昨年9月24日~11月25日。この間に開催された2節を「オレンジリボン運動支援競走」と設定し、出場選手や関係者からの募金を募った。募金箱を設置し来場者からの協力を仰ぐとともに、特定日には県内の児童養護施設による場内募金とオレンジリボン運動のPR活動も行った。競走にはオレンジリボンのシンボルマーク入りボートを使用するなど全国的な認知向上にも努めている。

 寄付目録を受け取った静岡県児童養護施設協議会の乙部邦子会長は「ひとりでも多くの子供を救いたいという思いから、今回いただいた寄付をオレンジリボン運動に役立てていきます」とコメント。ボートレース浜名湖は今後も支援を続けていく。