第2回オオムラグランプリは原田幸哉(44=長崎)がインからしっかり押し切り20年元旦を優勝で飾った。2着に桑原悠、3着に石橋道友が入った。2コースの桑原がスリットから少し伸びたが、原田は慌てず、1Mを的確に回り、バックで突き放した。「ターン回りはいい仕上がり」だったと振り返った。

原田は競輪グランプリで優勝した佐藤慎太郎とは仲がいいらしく「慎太郎の影響を受けながら、彼以上に活躍できるよう見せ場を作りたいなと思う」と今年の抱負を語った。

B組も中村辰也がイン逃走を決めて、自身初優勝を飾った。デビューして11年2カ月での優勝に「長かったです」としながらも「素直にうれしいです」と笑顔を見せた。2着に山本浩輔、3着に清水攻二が入った。