予選1位通過の長田頼宗(34=東京)が、優勝戦1号艇をつかんだ。準優12Rではまくり差してきた浜野谷憲吾に迫られたが、バックで伸びて猛追を振り切った。「負ける人はいないし、エンジンは言うことない。多摩川でこれだけ出ているのは記憶にない。久しぶりにいいレースをしたい」と、17年1月以来の当地優勝に向けて気合が入る。今年の目標は「グランプリに出ること」だ。「そこを意識して1年間走っていきたい。まずは最終日にしっかり逃げて、いいスタートを決めたい」。インから力強く逃げて、今年初優勝を目指す。