静岡市出身のボートレーサー渡辺英児(50)が15日、日刊スポーツ静岡支局を訪れ、17日開幕の「日刊スポーツ・ウインターカップ」(浜名湖)をPRした。

「50歳になってから、まだ優勝していない。デビューから30年になる今年、通算56勝目を地元で挙げたい」。加齢で衰えるはずの反射神経や動体視力を維持し、年間300レース以上を戦っている。「(最高峰の)SGレースを走る権利を取りたい」と力を込めた。

旧清水市で生まれ、小学生までサッカー選手。東海第一高(現東海大静岡翔洋高)2年の時、サッカー部の全国高校選手権優勝を喜んだ。今月13日は、静岡学園が勝った決勝をテレビ観戦。「静岡の学校が頑張っていたので、刺激になった」と振り返った。

今回のレースは、男女混合戦。渡辺は初日の第12Rドリーム戦に出場する。第9Rでは、B級1~5号艇と、原則としてA級6号艇で行う「ブレイクタイム戦」を初めて行う。