当地で前回昨年10月に優勝を飾っている山口高志(38=佐賀)は、11Rで2着発進となった。

レースは1周1Mで藤山雅弘がターンマークにぶつかって失速するアクシデント。多くの選手がそれを避けながらの旋回となり、大きな影響を受けた。山口も1Mはかなり窮屈な内側を何とか擦り抜けての旋回となった。「事故レースだったからね…」と前置きしながらも「直線はいいけど、起こしに関しては重く感じましたね」と初戦を振り返った。

足を改善するために「チルトを0・5度に跳ねて試運転してみます」と言う。昨年10月に優勝した時は0・5度から1度とチルトを跳ね気味の調整がばっちり合った。今回も同様の調整が合えば、悪くない伸びを生かして2日目7&11Rの2走で、さらなるポイントアップは十分可能だ。