本多宏和(32=愛知)が逃げ切って本社杯を獲得した。本多は今年初優勝で、児島では2度目。通算13度目の優勝となった。2着に村岡賢人、3着には健闘した吉本玲緒が入った。

注目の進入は6枠吉本が動いたため、3枠末永祐輝が5カド、4枠村岡賢人が6コースに回って連動。1256・34の4対2となった。コンマ02のトップスタートを決めた本多は、2~4コースの広島トリオの攻めや外の末永、村岡を封じて一気に先マイした。「スタートは分からないまま行ってしまったが、優勝戦は一番、足が仕上がっていました」。エンジンは最高の状態だった。

この後、蒲郡G1東海地区選手権(14~19日)、下関G1周年(25~3月1日)と大舞台が続く。「早くSGに出場したいので、実績を作っておきたい」。東海のホープが、さらなる飛躍を誓った。