1枠中辻博訓(46=福井)がインから押し切って、今年初優勝を飾った。4日目の準優勝戦で唯一、逃げてポールポジションを獲得し、準優の再現のように先マイ。差した渡辺浩司を振り切った。

最終日もホーム強い追い風が吹き、安定板が付けられ、さらに7Rから本番レースが2周に短縮された。厳しいコンディションでも、コンマ12を誇る平均スタートタイミングの実力を見せつけた。「4日目から良くなっていましたが、安定板が付いてエンジン差がなくなったのも良かった」。若松初優勝ともに、前節の今垣光太郎に続く福井支部連続Vを決めてほっとしていた。