地元の豊田健士郎(25=三重)が逃げ切って通算8度目、今年初優勝を飾った。2着には小池修平、3着には吉川貴仁が入った。

5枠の春園功太、6枠の入海馨が前付けに動き、1256・34の4対2となったが、豊田のインは深くはならなかった。冷静にコンマ05を決め、他艇を全く寄せ付けなかった。「いい状態で挑めました。吉川(貴仁)選手が3カドの方が怖かったけど、5カドだったのでスタートに集中できました。いいスタートが行けて良かったです」。

次節は引き続き当地で、G169周年(13~18日)に向かう。「今節、走れたのは大きいです。このアドバンテージは大きい。記念で予選突破の回数を増やして、経験をたくさん積みたい。1歩1歩進んで賞典レースに乗りたいです」と抱負を語った。今節の経験を生かして、次節は強豪打破に奮闘する。【平田英治】