メイン12R東京ベイ選抜は、宮之原輝紀(24=東京)が、2コースから鮮やかに差し切った。

相棒の18号機は前節優出4着しているが、特有の出足型ペラで有名な西田靖が乗っていた。宮之原は前半4Rをその西田ペラのまま乗り5着。「自分には乗れませんでした」と後半は自分の形にたたき直し、「行き足がすごくいいし(1M)舟が返ってくる感じがあった」とパワーアップに成功した。あとは体感とのズレの修正だけ。「詰めの作業ですね」。東京支部期待の24歳は力強く言い切った。