深谷知博(34=静岡)が3コースから差し切って18年5月GW戦以来、通算3度目のオール静岡優勝を決めた。2着は徳増秀樹、3着には金子良昭が入り、3連単は2万2660円の高配当となった。

進入はスタート展示と同じ12365・4。インの谷野錬志が仕掛け遅れたこともあり、1Mは徳増がジカでまくる展開。谷野が反発したこともあって、深谷は目の前に広がった差し場を冷静にものにした。今節は3日目12Rで通算1000勝を飾るなど、いいことずくめも浮かれた様子はなし。「これからも、いつも通りにやって結果を出せるように。攻めるレースができるように心がけていきたいですね」と気持ちを引き締めた。次走は9日からのG1津周年に出場予定となっている。