この男、伸びだけでなく進入もトリッキーだ。準優10Rは藤山翔大(31=大阪)が、逃げた西村拓也に続く2着を確保して優出を決めた。

6枠から前付けに出たが、田中信一郎に進入を阻まれ1236・45の並び。それでも何とか食らい付いた。優勝戦も6枠となり、思案の結果は「インを取るつもりで動く。折り合うつもりはない。足は伸び型にして出足は捨てる」。まさにピンロク勝負で優勝を狙いにいく。