中島秀治(26=滋賀)が、1つ上の舞台でモデルチェンジを図る。

引いた17号機は、前回の吉田和仁が出足軽快に優出(5着)した。「足合わせや班の比較では、まあまあで悪くないですよ」と及第点。

昨年12月に住之江で初優出(2着)、さらに来期適用勝率(昨年11月~4月)は5・68をマークし、7月からは初のA2級となる地元の成長株だ。A級昇級に「ありがとうございます!」と破顔一笑。それでも「運が良かったところもありました。今後も1着を積み重ねて、勝率6点台を目指してA1級になりたい。もちろん、優勝もしたいです」と気合が入る。

同支部の先輩、守田俊介のYouTubeチャンネルでフレディ・マーキュリーのものまねをする動画から“フレディ”と愛称が付いた。ただ、中島自身は「正直、フレディとは呼ばれたくないですね…」と苦笑い。「今までの“面白いフレディ中島”を卒業して“強い中島秀治”と呼ばれたい」と表情を引き締めた。そのためにも、3R4枠で気迫の走りを披露する。