準優10Rで逃げた上野真之介(34=佐賀)が、今年初Vに王手をかけた。

準優11Rで予選トップ通過の正木聖賢が敗退し、優勝戦1枠が転がり込んだ。今節は序盤からピット離れを含め足は全体にいい仕上がりを見せていたが、準優でも軽快な動きだった。「冨成(謙児)先輩のスーパーアドバイスのおかげ。準優は抜群で、1Mはすごく舟が返った」と同支部の先輩に感謝していた。

優勝戦は6枠藤丸光一が「スローから」と動くのは確実で、楽な進入にはなりそうにない。「エンジン(39号機)はいい子。課題はスタートだけです」。今節はインで敗れているだけに、優勝戦はさらに集中力を高め、勝利の美酒を味わうつもりだ。