12R優勝戦は、イン新開航(26=福岡)が逃げ切りで制し、早くも今年5度目の優勝となった。

レースでは、6コースからまくり差す吉川貴仁の攻撃をものともせず、1Mでぐっと前に出て、そのままVゴールを決めた。「1Mのターンは最善を尽くせたと思います。一瞬(吉川が)入ったかなと思ったけど、何とかなりました」と振り返った。節間、41号機の気配は上々だった。「前検から手応えは感じていました。準優と優勝戦は出足もしっかり来るように調整していました」と仕上げきっていた。

頭角を現している新開だが「まだまだ旋回や調整力では上とは差があります。全体的に質を高めていきたいです」と、さらなるステップアップを目指す。

次走は19日からの桐生一般戦。新開はSGクラシック出場に大きく前進、今後の活躍にも注目だ。