間野兼礼(33=愛知)が、自身2度目の優勝へ気合を入れる。

1枠で迎えた準優10Rは、2コース太田和美がスタートで立ち遅れた。それでも冷静に、トップスタートから先マイを決めて押し切った。他の準優2個レースでともに1枠が敗れたため、優勝戦の1枠が転がり込んできた。

優勝戦は昨年1月の常滑(6着)以来、優勝は20年1月の多摩川以来となる。ただ昨年11月以降、準優に名を連ねるシーンが多く、22年後期の勝率は5.50をマーク。7月からは5期ぶりのA2級復帰となる。

弾みを付けるためにもポールポジションから逃げて、1年4カ月ぶりの優勝を決める腹づもりだ。