優勝戦は波乱の結末となった。末永祐輝(34=山口)が混戦を抜け出して首位に浮上。今年2度目、尼崎では初Vを飾った。

進入は3対3の枠なり。イン吉川貴仁(28=三重)が、2コースから伸びてくる末永をけん制しながら先マイ。やや流れたところを3コースから馬袋義則(49=兵庫)が瞬時に差して先行した吉川に迫った。2M手前で両者が接触してしまい転覆のアクシデント。さらに、渡辺真至(44=愛知)が巻き込まれてエンスト失格となった。外側を航走していた末永が首位浮上。そのままゴールまで駆け抜けた。

2着には2M全速で加藤翔馬(25=兵庫)が入り、3着には川村正輝(47=福井)が入線した。Vを飾った末永の次走は17日から20日まで下関一般戦に出走予定。