地元125期生の砂長知輝(22=埼玉)が、G2初勝利を飾った。

前付けもあった3Rは深めのインになったが、コンマ05の全速スタートからこらえた。「水神祭を同じ戸田で挙げられたことがうれしい」。デビュー初勝利だった20年5月以来の祝福を喜んだ。

仕上がりにも収穫があった。「伸びに不満はないです。今まで地元で仕上げるのが遅かったのですけど、それが今回につながっていると思います。まずは最低でも準優を」。少しずつ培った経験を支えに、中外枠の3日目も全力を尽くして強豪に挑む。