麻生慎介(37=広島)が、5コースからまくり差して通算16回目の優勝を飾った。

スタート展示では、5枠村上純が2コースに入って152・346の隊形。しかし本番では3枠麻生がピット離れで立ち遅れ、進入は152・436となった。

それでも5コースからコンマ17のトップスタートを決めると、3コース強攻の岡村慶太と、イン佐々木和伸の間を鋭く差し切った。食らい付く岡村慶太が2着、3着には田中信一郎が入った。

びわこはG1初出場(09年1月、新鋭王座決定戦)、17年3月にG2秩父宮妃記念杯で優勝など思い出のある水面。自身も「(びわこは)大好きな水面」と好感を持っている。いいイメージがあるからこそ、冷静かつ大胆に攻めて優勝をつかんだ。

次節は23日からの丸亀一般戦を予定している。