前原大道(25=岡山)が6枠で優出した。

準優10Rは3コースから外を回り、東本勝利と2番手争い。競り合いが続く中、3周1Mを差して東本と差をつけ、2着で優出を決めた。「東本さんの方が分が良さそうだったけど、何とか2着を取れた」と安堵(あんど)。道中は前原らしいパワフルな旋回を見せていた。

相棒の46号機については「チルト0・5度でもピット離れは何とか持つし、この付近で調整して、いいところを探す感じ。ターン回りもいい」と手応えはいい。「ダッシュの方がスタートは自信がある」と勘も悪くない。

回り足がいい状態で、外枠に乗る時の前原は強い印象がある。12R優勝戦は6枠から、いつもの力強いターンで初優勝をもぎ取る。