12Rで優勝戦が行われ、藤原菜希(36=東京)が1周2M差しで、5月若松ヴィーナスシリーズ以来、今年3度目の優勝を果たした。通算5度目、三国では初優勝となった。中村桃佳は無念の2着、3着は握った今井裕梨が入った。

進入は枠なりの3対3。イン中村がコンマ09のトップスタートを決めたが、1Mの先マイはやや舟が流れた。藤原は差して猛追、2Mも中村が少しターンが流れたのを見逃さず、鋭く差してラップ状態。2周1Mを先取りして決着をつけた。「足の仕上がりは良かったです」。複勝率45.7%の58号機に前検から行き足に好感触を得ていたが、「もっと伸びる」と、上積みを図り、伸び、回り足も抜群に仕上げた。

次節は21日からの芦屋・男女ダブル優勝戦。「最近リズムがいいので、(11月のG2レディース)チャレンジカップには出たいですね」。秋の大舞台での活躍を期した。