中野次郎(41=東京)がイン逃げで6月徳山に続く今年2度目の優勝を飾った。2着には谷野錬志、3着には伊藤将吉が入った。

レース前は「差されるか、逃げるかなんですよね」とちょっぴり弱音をこぼしたが、いざふたを開けてみれば、不安など一切なし。コンマ08のトップスタートを決めて堂々たる横綱相撲で他艇を圧倒した。「スタートは自信を持って行けたし、1Mもしっかりターンできました」。今年の前半は2月桐生G1地区選の優勝戦でフライングを切るなどして、落ち込むこともあった。しかし、5月になってからの7節全てで優出と、すっかり復調ムード。「調子が良くなってきてるので、年末に向けて頑張っていきたいですね」と意気込みを口にした。次走は26日からの平和島一般戦の予定。