12Rで優勝戦が行われ、安河内健(26=佐賀)が5コースからまくり差しを決め、20年9月戸田一般戦以来2度目の優勝を飾った。

レースは5枠深川真二6枠栗城匠が動いた。カドから伸びた後藤盛也に反応した伊藤誠二が1Mで流れた。その空いたスペースを安河内が鋭く突き抜け、3連単1万1210円の波乱決着を演出した。2着は立て直した伊藤誠二、3着は最内を差した深川真二。

相棒の46号機は「足回りを中心に調整していたので、展開を突けました」と満足顔。「去年F3をしたり、いろいろ山あり谷ありでしたが、それを乗り越えての2回目の勝利だったのでうれしいですね。このまま3回目を目指します」と前を向いた。今後は「スタートは攻めず、ターン勝負できる足にします」という。「(レースは)気持ち良かったです。常滑は自分の感覚と合うから好きですよ」と最後まで爽やかな笑顔を絶やさなかった。

次走は8月3日から6日までの尼崎一般戦に登場予定。