稲田浩二(37=兵庫)はこん身の差しが届かず2着。地元尼崎での悲願のSG初制覇は夢と消えた。

「スタートで遅れましたね」。イン椎名豊のトップタイミングコンマ11に対し稲田は同16。調整は準優のままでいって、仕上がりも乗り味も良かった。「起こしで慎重になってしまった」と、いつものように淡々と話した。「地元で優勝戦に乗れたし、よく頑張ったと思う」。この経験を次へつなげる。