前田聖文(34=愛知)が特大ホームランで準優進出を決めた。

3日目終了時点の得点率はボーダー付近の5・80と大敗が許されない状況。しかし前半4Rは、大外が響いて5着。背水の陣となった後半10Rは、3コースから一気にまくり切って、3連単配当8万円超えの大波乱を演出した。得点率は5・86ながらボーダーが下がり、予選を13位で突破した。

びわこは優勝こそないが、20年12月、22年2月に2回連続で準優進出と、相性はまずまず。相棒の58号機もバランスが取れて勝負できる気配がある。

準優12Rは5枠。1枠松田大志郎の1強ムードだが、展開を突いて優勝戦の椅子を奪う。