3日目11Rで白石健(45=兵庫)と加藤翔馬(25=兵庫)が今節2度目の師弟対決となった。

初日の11Rは白石が1枠、加藤が6枠。白石が逃げ粘り2着で先着。加藤が1枠、白石が6枠と入れ替わった今回は、加藤がインから押し切って先着し、1勝1敗となった。白石も加藤も「特に意識することなく挑みます」とあくまでも自然体で臨む姿勢をみせていた。加藤はレース後「(師匠に)初日に負けていたので、勝つことができて良かった」と話した。

白石が駆る40号機はワースト機。整備巧者らしく得点率7位タイにまで仕上げたが「今は並もない、下位級でいろいろやる」と現状には不満。さらなる上積みを求めて調整するという。加藤は相棒の60号機は「足は悪くないです。普通です。ターンはいいと思います」とまずまずの感触。 白石は4日目2R3枠と9R2枠の2走で準優好枠を狙う。加藤は初日の不良航法で(減点10)で得点率23位と厳しい状況だが、8R3枠、12R2枠の好枠を生かし、渾身(こんしん)の走りで逆転準優入りを目指す。