1枠大山千広（26＝福岡）が堂々と押し切って今年初優勝を決めた。2コース高田ひかるが果敢に握ってきたが、しっかり回って振り切り、バックで独走態勢に入った。2Mで海野ゆかりと高田が競る形になり、内を回った渡辺優美が2着に浮上した。3着は海野が入った。

エース7号機を手にしたが、序盤は評判通りの伸びは引きだせなかった。それでも調整を繰り返し、最後は納得いく仕上がりになった。「準優でスリットからの伸びを感じるようになって、良くなったと思った。1Mは飛びましたが、7号機のおかげだと思います」。若松では自身2度目の優勝を決めた。次節はプレミアムG1レディースチャンピオン（丸亀）。「気負うと成績悪いので、いつも通り頑張ります」と平常心を誓った。