須藤博倫(44=埼玉)が準優10R、島村隆幸(2着)とのデッドヒートを制して1着。優勝戦は3枠をつかんだ。

「スタート展示でいいスタートが行けたんで、似たような感じで行けました」。スタートタイミングはコンマ08の好ショット。

「少しだけ伸びるイメージでペラをたたいたが、節間の中では一番伸びた感じがした。もともと足は中堅あった。ここにきて少し付け加えられたかな」。ペラ調整で日に日に気配を上向かせられたのは好材料だ。

勝てば来年3月、平和島のSGクラシックの出場権が手に入る。「SGは去年1年間出られなかったですし、そういう意識を持って仕事に臨んでいるつもり」と気合を込めた。3枠から17年以来、2度目の大会優勝を飾れば、必然的にSG戦線復帰の切符を手に入る。須藤の気合駆けに要注目だ。