地元の小川時光(41=埼玉)が、2日目に貴重な1、2着を奪った。

特に、7Rはカドからコンマ04スタートを踏み込み、1枠の船岡洋一郎をまくり、差しを許しながらも2着に残した。しかし「スタート勘が全然、合ってない。余裕がなくて内に寄り過ぎた」と反省ばかりが口をついた。それでも、デビュー初優出のチャンスはつながった。「ない、ない。出足寄りで伸びが弱い。そんな足じゃないよ。(3日目に)バレバレだよ」。こう自らの戦局を読んだが、2走16点条件で初のファイナル入りが待つ。