【前検リサーチ】

出場機会で4節連続優出中の11号機は、大沢大夢の手に渡った。

ペラを少しだけたたいて、前検スタート特訓に臨んだ。「ペラの形を見たら重いんだろうなと思ったけど、意外に押してくれた」と笑顔を見せた。

初日は1R・4枠と11R・5枠の2走。伸びを生かして好スタートを切りたい。

複勝率トップの53・3%を誇る68号機は、若手の川崎智稔が得た。特訓では伸びが良かったが「自分が思った方向に舟が返ってこない。伸びを落としてでも曲がれるようにする」と、回り足を求めて調整する。

他では、柘植政浩の気配が良かった。駆る77号機は複勝率27・6%だが、前回乗った地元の森貴洋が出足から伸びを引き出して優出(5着)。「このままでいけそう」と上々の手応え。

前検1番時計は128期チャンプで住之江初参戦の飛田江己が6秒85をマーク。伸びが抜群だった。