地元の井口佳典(44=三重)が1枠で優出したが、準優12Rは一瞬ひやりとする場面があった。

インから好スタートを決めて1Mを回ったが、攻めてきた5枠島田賢人と道中は首位争いに。最終的には格上のハンドルで1周2Mで突き放し、優勝戦1枠を手にした。「あんなレースをしていては駄目ですね。回転も足りなかったのでしょう」と振り返った。

駆る37号機はこつこつ調整を続けて、中堅上位には押し上げた。「足は普通より少しいいくらいで悪くないです」。調整は「本体洗浄はもうやらないが、回転を上げる調整は施す」と思案した。

優勝戦は1枠。足は完璧とは言えないまでも、そこは腕でカバーする。イン先マイで今年4度目の優勝が濃厚だ。