石丸海渡(29=香川)が6月のウエスタンヤング以来、今年3度目の優勝を手にした。激しいレースだった。3カドの山田祐也が1周1Mは強気に握っていったが、インの西山貴浩が抵抗。石丸は4コースから鋭く展開を突くと、バックで塩田北斗を振り切って2Mを先マイ。そのまま優勝のゴールを駆け抜けた。「ペラをいろいろ試して、本番はいい状態でレースに臨むことができた。西山さんじゃなくてすいません」とにっこり。来月には多摩川のG1ヤングダービーに出場する。「これからも1戦、1戦を無駄にせず、一生懸命に頑張るだけです」と言葉に力を込めた。