山本寛久(46=岡山)が初日唯一の連勝発進を決めた。前半4Rは、5コースから豪快なまくり差しを決め、後半11Rは難しいと言われている戸田の2枠から冷静なハンドルで差し切った。

「(連勝は)展開が良かっただけ」と謙遜するが、相棒の22号機は「何か合ってるね。もう少し、起こしとグリップ感があればいいかな」と、現状に大きな不満はない。今後は連勝を意識せず「目立たず、騒がず、気分良くです」と心の内を笑顔で話した。

2日目は4R6枠、12R4枠の2走。ここでポイントを上積みできれば、まだ好枠が残っているだけにシリーズをけん引する存在になる。