【安井雅彦・得ダネ大好き スペシャル】

◆12R:優勝戦

優勝戦は地元の大ベテラン、富山弘幸に高配の夢を託します。準優9Rは他艇が0台のスタートを並べましたが、富山もコンマ12で先マイ、河合佑樹の差しを許さず逃げ切り、優勝戦3枠をものにしました。

「足はいい。行き足、回り足系です」。相棒の13号機は実績のない平凡機でしたが、前検終了後にペラ調整に着手。2、3日目にセンターからまくり差して2勝、桐生順平の差しを許さず逃げ切ったレースも含め、ここまで4勝オール3連対で来ました。出足、回り足は抜群。高いレベルでバランスが取れています。

「今期からペラの形を変えたんだけど、それが当たってるね」。回す方向のペラに変え、5月以降の勝率は前検日時点で6・25と、13期ぶりのA1級復帰が見えてきました。64歳にして、果敢に攻める若々しいレースぶりに15年11月の多摩川以来、約7年ぶり通算31回目のVを託します。

優勝戦は3コースからスタートを踏み込み、内を見据えてまくり、差し自在に抜け出します。舟券はイン粘る桐生、やはり腕のある瓜生正義、勢いのある田頭虎親を相手に(3)(1)、(3)(2)、(3)(6)流し、計12点で高配ゲットです。