北中元樹(43=滋賀)が準優10Rを4カドからスタート一撃でねじ伏せて、優出一番乗りを決めた。「内側がスタートで遅れてくれたから展開も良かったですね」と、してやったりだった。

「足はバランスが取れて不満のない感じです。ピット離れを含めてストレスがないです」と満足げだ。

近況は成績を残すことができず苦しんでいた。「最近はいいエンジンを引いてないし、調整もうまく合わなかったり、ケガもあったりしてリズムも良くなかった。それを考えれば今節は上々です。優勝戦もしっかり乗れるように調整していきたいです」と表情は明るい。優勝戦は3枠にスタンバイ。前回(21年4月一般戦)に続いて尼崎連続Vをもくろむ。