優勝戦は中辻崇人(45=福岡)が、センターからまくり差しを決めた。今年3度目、尼崎は4度目のVを飾った。

進入は3対3の枠なり。中辻は3コースからコンマ09の踏み込み。4カドからコンマ06のトップスタートを決めた上村宏太(30=東京)を止めてまくり差しのハンドル。イン先行した池永太(37=福岡)をバックでつかまえて2M先取りに成功。そのまま首位をキープした。池永は2Mでやや体勢を崩して2着に甘んじた。3着は接戦となったが、地元でデビュー初優出を決めた数原魁(25=兵庫)が、上村に競り勝って、価値のある3着となった。優勝した中辻の次走は28日から9月3日までからつ一般戦に出走予定。