初日選抜組の木下翔太(31=大阪)が2日目連勝と、初日4着2本からの巻き返しに成功した。

6Rはまくり差し、12Rは逃げと危なげない走りで白星を重ねた。「回った後の押しがいいですね。行き足もいい。伸びも下がることはない」。駆る30号機の気配は上々だ。ただ本人も課題としているのは「スタートです。フライング1本持ちなので」2節前の7月尼崎で切ったフライングの影響は少なからずありそう。それも「行き足がいいので、スタート勘通りには行けている」なら、さほど大きな問題ではなさそうだ。

3日目は9R2枠の1回乗り。準優進出ボーダーを7・20想定だと5着でクリアだけに、条件はさほど厳しくない。むしろ、ここで白星なら得点率を8・80まで上げることができるだけに、枠なり2コースから俊敏差しでの準優好枠を目指す一戦と言えそうだ。