乙津康志(55=東京)は1回走りの9R、2コースからの差しで今節2個目の白星をゲット。複勝率38・4%の27号機の動きは、活発に見える。

しかし、乙津自身はいたって冷静で「大石和彦選手(6月のG3マスターズ)が乗ってすごかったのは見て知っているから、素性はいいと思うけど、どこかトーンダウンはしていると思う」と分析。ただ、決して悪いわけではなく「昨日(初日)のチルト0度の方がパンチはあったが、ピット離れが良くないのでマイナスにした。現状では悪くない。マイナスをベースに(調整は)考える」とも評価している。

マスターズの大石が乗った際は確かに節一クラスではあった。そのギャップを感じながらも、乙津はオール2連対をキープし、得点率3位タイに付けた。準優は無事故完走で当確。3日目の4R3枠、12R5枠を攻略し、予選通過を決める。