今節のエンジンの中で、上位級と言えるのは27号機と28号機。うち「27」を駆るのは、乙津康志(55=東京)だ。強烈な足を味方にオール2連対をキープし、準優12R1枠を手にした。

レース内容も良かった。前半4Rは3コースからのまくりで1着。後半12Rは5コースから2着と健闘した。「前半は展開。スタートしてからの直線系はいい」と手応えを口にした。

乙津も参戦していた6月G3マスターズでは、大石和彦が乗り、節一クラスの抜群機だったのを目の当たりにしている。「大石選手の時はすごかったからね」。その時の機力を10点満点とすると「8から9点くらい。でも日替わりだから、8点くらいだと思うよ」と評価した。

準優12Rは、地力断然の角谷健吾が2枠、28号機を操る松尾祭が3枠に登場する。好調機を武器に、優勝戦1枠を手にするか目が離せない。