高田ひかる(28=三重)が優勝に王手をかけた。準優12Rで5枠菅章哉(34=徳島)との勝負を制して1着。力強いレースで、優勝戦1枠を勝ち取った。

スタートはコンマ18で一番遅かった。「準優のスタートは悪くないと思ったけど…。優勝戦はもっと集中します。(6枠の)森(竜)さんの前付けで進入も深くなると思うので、スタートはしっかり行きたいです」と気持ちを切り替えていた。

初日後半から4連勝を飾るなど、得意のまくりでシリーズを盛り上げてきた。「足は全部の足が◎。行き足、伸びはいいし、今(準優)のは回り足も良かった。伸びは菅(章哉)さんを除けば、自分がいいです。微調整で行けると思います」。7月鳴門以来の優勝へ、大きな手応えをつかんでいた。