浅見昌克(52=埼玉)がさすがの調整力を発揮した。

タッグを組む44号機の複勝率は31・1%と平凡な上、近況は下降気味だった。「いろんなパターンを試しましたが、やっとレースで結果が出せた。起こしが安定して、スタートが決めやすい。もう、これで行きます」。1Rはまくり差して2着に入り、後半8Rはインから伸び返して逃げた。

4日目4、9Rはパワー自慢がそろったが、スリット近辺の加速感は堂々と胸を張れる。