今節は真夏日あり、雨天ありと、気象条件が変わりそう。エンジン相場よりも、スタート展示などの気配が重視される。その中で、4基のエンジンに中間整備が入った。

◇18号機…初降ろしから5節使われたが、総じて回転不足に悩まされていた。ギアケースを交換。佐竹友樹は「班では行き足や伸びがいい。スタートも届くし、中間整備で良くなってますね」と笑顔を見せた。

◇22号機…2節前に西橋奈未が乗るも、2日目に転覆して帰郷。ピストン2個、ギアケース、キャリアボデーと大幅に交換。地元新人の藤原仙二は「よく分からないけど、乗りやすいのかな。新ペラになっていたので、勉強のためにたたきます」。

◇56号機…こちらも5節使われたが、出足と伸びのバランスが取れない印象。ギアケースを交換。黄金井力良は「スタートで下がらない。数字を考えたら、乗り心地を含めて普通くらいはある。中間整備がいい方向に行ってくれれば…」と期待を込めていた。

◇65号機…7月初めに山田康二が駆るも乗り心地が良くならず、準優進出を逃した。キャブレターを交換。斎藤和政は「普通くらいと思うが、握り込みが重い。まずは、このまま1走する」。