里岡右貴(36=福岡)が初日連勝発進を決めた。前半1Rは3コースからまんまと差し込みバック浮上すると、後半11Rはインから危なげなく逃げ切った。

「前半はいまひとつだったが、ペラ調整をして後半はまずまず。目立つ部分はないが、悪いところもなくてどの足も水準はあります。乗り心地も問題なかったです。ベースはこれでいいので、ここからもう少し出せるようにいろいろ調整してみる」。予選が短い5日間開催なので、大きなアドバンテージとなった。

尼崎は2月の一般戦以来の登場で、ヘアスタイルが一新。短く刈った姿で参戦してきた。「これでも髪が伸びてきて、寝癖もつくようになっているんですよ」と照れ笑い。気持ちを新たにした里岡が2日目(7、12R・2、5枠)もポイントアップに燃える。