佐藤大佑(32=東京)が、難水面を味方に勝負駆けを決める。

3日目は前半1Rをインで迎えたが、杉江浩明のカドまくりで3着。それでも後半8Rは、4カドから冷静に差し切り2勝目を挙げた。ところが、2日目12Rの不良航法(減点10)が響いて、得点率は5.83で18位。ボーダーを6.00に設定すると2着条件の勝負駆けとなった。

それでも今節の64号機は行き足から伸びがパワフルで、佐藤の期待に応えている。さらにびわこは16年4月、波高5センチの荒れ水面ながら2コースまくりを決めてデビュー初優勝。地元江戸川で鍛えられたバランス感覚があり、波やうねりはもってこいだ。

予選最終日の4日目は、9R2枠の1回走り。差し、ジカまくりと自在に攻めて、予選突破を決める。