川上剛(41=福岡)が王道を歩む。準優11Rは気迫あふれる逃げで、フライング持ちを感じさせなかった。「初日の2走(コンマ32、24)で目が覚めました。出足、握った反応がいいし、ターンの感触は前半も良かった。スタートは、降りる気がない」。駆る39号機は、6月に石野貴之がG1太閤賞を制し、7月に松井繁がG3アサヒビールCを優勝した実績機。悪天候でもペラをマッチさせ、仕上げに抜かりはない。5月芦屋以来、今年2度目の優勝へ、最後も逃げる。