伏兵の畔柳俊吾(38=愛知)が、久々の優出を狙い澄ます。

予選最終日の4日目は、前半6Rで3コースからまくって2着。後半12Rは、攻める渡部悟が作った差し場を、5コースから鋭くまくり差して3連単9万円に迫る大波乱を演出。得点率を7.86まで押し上げて、3位で予選を突破した。

駆る61号機は複勝率29.2%と中堅級。しかし今節は出足や伸びが力強く、畔柳の背中を押している。

準優10Rは、石倉洋行や松田大志郎ら強豪がそろって混戦は必至。それでもインから先マイを決めて、昨年11月津(2着)以来の優出を決める腹づもりだ。