フライングの3枠佐藤大佑が前のきとなり、石倉洋行(42=福岡)が「恵まれ」で7月福岡以来、通算7度目の優勝を飾った。

優勝戦12Rはホーム追い風が4メートルと強くなったが、3コース佐藤がカドを選択して枠なり2対4。佐藤が1Mで一気にまくったが、バックで無念のフライングコール。2番差しの石倉は、外並走の大平誉史明を2Mでさばいて、先頭でゴールを駆け抜けた。2着は大平、3着には地元の香川素子が入った。

「展示よりも追い風が強くなっていた。ただスタートで遅れるのは嫌だったので、展示と同じ起こしから何回か放っていった」と胸をなで下ろした。

びわこは昨年12月(5着)、今年3月(2着)と連続優出中だったが、三度目の正直を決めた。「エンジンは普通くらいだったけど、(びわこは)すごい相性がいいですね」と笑顔を見せた。

次節は11日からの多摩川一般戦。静水面で冷静なレース運びを披露する。