準優10Rで秋山広一(47=香川)が、コンマ01の気迫のスタートを決めて優出した。

インからスタートを踏み込んで先マイし、堂々押し切った。最近低調だった42号機を復活させ、力強いレース足で勝ち上がってきた。「1Mで握り過ぎたのに舟が返ってきたし、出足は本当にいい。最近の中でもいい仕上がり」と舟足に自信を持つ。ただ「準優はあんなに早いスタートとは思わず…」と苦笑いした。

それでも、先月の浜名湖SGメモリアルでは弟子の片岡雅裕が初優勝を決めており、発奮材料はある。普段はクールだが、渾身(こんしん)の差しで、師弟優勝を決めるつもりだ。